郡山萌世 校長雑感

校長より

入学式

名残の花の中、本日4月9日(金)、本校定時制課程の入学式が開催され、113名の生徒が入学しました。

入学生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

本日は、新入生に対して、これからの高校生活を充実したものにするために、二つのお願いをしました。一つは、何事にも誠実に向き合い努力して欲しいということ、もう一つは、つながりを求め、出会いを大切にして欲しいということでした。特に、つながりについては、昨日の始業式でも話をしました。

新入生代表からの誓いの言葉では、「入学した喜びを感じており、これからの高校生活が充実したものにできるよう、何事に対しても精一杯努力することを誓います」という決意が述べられました。

新型コロナウイルス感染防止のため、昨年同様、規模を縮小した形となりましたが、凜とした緊張感のある式だったと感じています。また、式後、新入生の皆さんからは、これからの高校生活にむけた希望を感じられる爽やかな躍動感のあるやさしい表情を見ることができました。

最後になりましたが、来賓、保護者の皆さまのご臨席に感謝を申し上げます。今後も、本校の教育へのご理解、ご協力、ご支援をお願いします。

 

始動

本日4月8日(木)、定時制課程の始業式を無事終えることができ、これより、令和3年度の郡山萌世高等学校が本格的に始動することになります。

定時制課程の入学式は明日となります。今年は桜の開花が早かったため、散らずに残っているかが心配でした。何とか残っているようですので、明日は新入生を大いに祝福してもらいましょう。

昨年度は、この始業式は放送によるもので、生徒の顔を見ることができませんでした。そして2週間後には学校休業となり、大きな混乱の中での始まりでした。そして、その後も、多くの学校行事、生徒会行事は中止を余儀なくされました。今年度も、コロナ禍の中、すべての教育活動を順調に行うことは困難かもしれませんが、知恵を集め、できるもの、やらなければならないものをしっかりとやり、生徒の人間的な成長を促せるような学校運営をしていきたいと思っています。

"March winds and April showers bring forth May flowers."

今後、生徒一人一人の花を咲かせるべく、努力を継続したいと決意をしたところです。

桜と開成山

在校生の皆さん、明日4月8日は始業式です。いよいよ、令和3年度も本格始動となりました。久々の学校ですので、遅れずに登校するようにしてください。

さて、今年は、福島では、3月25日、観測史上最も早い桜の開花宣言がありました。

どのくらい早いのかというと、例年は4月9日ですので、例年よりも15日も早い開花となりました。徳島と同じ日の開花宣言ということにも大きな驚きです。また、早いのは開花宣言だけではありません。満開状況も調べてみると、3月29日には満開となったようです。

このように開花が早くなった原因は、休眠打破が順調に行われたことが大きいと言われています。桜は、夏に翌春咲く花芽を形成し、その後休眠に入り、冬季に一定期間低温にさらされて休眠から覚めると言われています。これが、休眠打破です。今年の冬は、寒さの厳しい冬らしい冬だったのでしょう。そして、その後、いつもよりも春の訪れが早く、花芽の生長が促されたことで開花が早まったと考えられています。

桜と言えば、始業式、入学式です。本校の入学式は4月9日です。それまでは、なんとか散らずに残っていて欲しいと願うばかりです。

さて、郡山市の桜の名所と言えば、開成山公園を挙げる人も多いのではないでしょうか。開成山公園とその周辺には1300本の桜があると言われています。その中には、安積疏水開拓時に植えられたものがあり、日本最古のソメイヨシノがある公園とも言われています。

では、なぜ、安積疏水を開拓した人々は開成山公園に桜を植えたのでしょうか。それは、開成山公園には、安積疏水で引いてきた水を貯めておく灌漑用のため池があったからです。安積疏水を作った人たちは、ため池の堤防を強くするために桜を植えました。桜の周りには必ず人が集まります。多くの人が集まり、地面を踏み固めることにより、自然と堤防が強固になるのです。吉宗も、隅田川の堤防を強くするために、同じことをしたと言われています。桜好きの日本人の行動を理解したものですね。

生徒の皆さん、令和3年度も校長雑感をよろしくお願いします。

卒業式

春を思わせるような陽のぬくもりの中、令和2年度卒業証書授与式が開催されました。

新型コロナウイルス拡大防止策によって、昨年に引き続き、縮小した式とはなりましたが、無駄なものがそぎ落とされ、在校生や卒業生の思いが際立った感動的な卒業式だったと思っています。

本日、この学び舎を巣立つことになった107名の皆さん、卒業おめでとうとうございます。

私は、どんな状況でも、世界は、未来は、皆さんのような若者に託され、切り開かれていくと思っています。挫折や逆境に怯むことなく「人のために、未来のため」に、チャレンジを続けてください。

最後に、保護者の皆さまにおかれましては、今日まで本校の教育にご理解とご支援をいただき、誠にありがとうございました。

学校評議員会

先日2月8日(月)、学校評議員会が開催されました。

まず、今年1年間の学校経営の成果と課題、各部の取り組み、次年度に向けて等について、定時制、通信制より、評議員の方々に説明しました。評議員の方々は、事前に配布していた評価アンケート集計結果、生徒、保護者の自由記述にもしっかりと目をとおしていただいており、貴重なご意見をいただきました。主なご意見としては、次のようなものがありました。

 特色のある学校なので、もっと広報活動をして、地域の方々に理解されるような方策を考えて欲しい。

 定時制・通信制ともに、学校の在り方についてしっかりと考えて欲しい。

 価値観が変化した中、新しい取り組みを積極的に取り入れて欲しい。

 コロナ禍の中、授業だけではなく、全ての活動の保証をどのようにするかを考えて欲しい。等

今年度一年、新型コロナウイルスの影響で、通常の活動に多くの制限がかかり、思うような学校経営ができませんでした。ご指摘いただいた点をしっかりと受け止め、できるものから実施していきたいと考えております。

保護者のみなさま、地域の皆さまには、より一層のご指導、ご協力をお願いします。

考査一週間前

後期期末考査まで1週間となりました。後期期末考査は2月12日(金)から18日(木)まで実施されます。

保護者のみなさん、考査中は、午後からの登校となります。昼間主コースの生徒は、すこしゆっくりとした登校になりますが、よろしくお願いします。

今回の考査は、令和2年度、最後の考査となります。計画的な学習をし、現在自分が持っている実力を十分に発揮していただきたいと思っています。

すべてのことに言えますが、「どのように始まり、どのように終わるか」は、非常に大事なものです。最初の考査でうまくいけば、それが基準となり、その後の勉強もうまく進む可能性があります。アドバンテージを得ることができるのです。また、最後に、自分のパフォーマンスをうまく表現できたなら、次の場面でも自信を持って挑戦することができます。「ピーク・エンドの法則」と言われ、人の印象を左右するものに、「ピーク(絶頂)」と「エンド(最後)」の2点があります。そして、どちらかというと、「エンド」の方が強く印象づけられる傾向があります。「ピーク」が少しうまくいかなくても、「エンド」が良ければ、良いイメージが植え付けられるということです。つまり、「終わりよければ、全てよし」ということになります。

最後に、一つのアドバイスをしましょう。それは、苦手教科をどのように乗り切るかです。苦手教科をうまく乗り切るためには、自分一人で頑張るのではなく、仲間をつくるのが良いと思います。友達と相談しながら問題を解いたリすると、楽に前に進めます。そして、友達も分からない場合は、うまく先生方を活用するのもいいかもしれません。先輩方も、朝早く来て、良く職員室へ質問に来ていましたよ。

今週末はステイホームです。自分のため、しっかりと勉強をしてください。

出願始まる

本日の朝は、びっくりするくらいの大雪でした。

いつもより10分前に出たのですが、黎明高校の前で大きな事故があり、渋滞に巻き込まれてしまいました。スリップが原因だったようです。

生徒のみなさん、明日は、歩道の凍結に十分に気を付けて、登校してください。

さて、本日より高校入試の前期選抜の出願が始まりました。今年は、コロナ対応の追試験が追加され、3月は入試が長期に渡りそうです。

本日の出願は、午前中は様子見という感じでしたが、午後は切れ目なく続きました。特に、市内の中学校からの出願が多かったように感じています。

昨年から始まった新たな入試である前期選抜は、特色選抜と一般選抜からなっています。どちらの選抜も学力検査を課すということが大きな特色です。受験生のみなさん、焦る必要はありません。まだまだ時間はたくさんあります。自分を信じて、未来を信じて、勉強を継続してください。この頑張りは、きっと、高校3年生のときの頑張りにもつながると思います。人生の節目、節目を、自分が満足する形で乗り越えることが大切だと思っています。

前期選抜の出願は、本日より来週の9日(火)までとなっております。出願先変更は、10日(水)より15日(月)です。

最後に、感染症予防にはマスクが有効です。そして、手洗い、うがいも有効です。現在、受験生のみなさんは、用心には用心を重ね、マスクの着用、手洗い、うがいを励行し、万全の体制で入試に臨んでください。

如月

2月の異名は「如月(きさらぎ)」です。

中国でも2月のことを「如月(にょげつ)」とあらわすそうです。

「きさらぎ」には、厳しい寒さに備え、衣を重ね着するという意味の「衣更着(きさらぎ)」と、陽気が更に春に近づいて来るという意味の「気更来(きさらぎ)」があるようです。全く、逆の意味ですが、2月を表すのには、ぴったりな言葉だと感じています。また、2月は、「如月」の他にも、別の呼び方があります。例えば、「初花月(はつはなづき)」、「仲春(ちゅうしゅん)」等が有名です。ともに、春の訪れを感じるものです。寒さの中にも、春の足音がしっかりと聞こえ始めるといったところでしょうか。

まったく話は飛んでしまいますが、私の大好きな映画に「キサラギ」があります。小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之という今では考えられないような豪華俳優陣が出ている映画ですが、物語のほとんどが1つの部屋だけで繰り広げられる低予算のワンシチュエーション・ドラマです。三谷幸喜監督の『12人の優しい日本人』が好きな人は、絶対に好きな映画です。ネタバレしたくないので内容については触れませんが、5人の巧妙なコミュニケーションにより、次第に謎が解かれていく展開が、とてもワクワクします。しかし、2月とは全く関係がありません。残念。

生徒のみなさん、まずは、考査に向けて、しっかりと学習をしてください。

そして、考査終了後、ステイホームを、楽しい映画でも観ながら、心を癒やしましょう。

2月になりました

2月になりました。

3年生は自宅学習に入り、原則、学校に来ているのは1、2年生です。学校に隙間ができたような感覚があり、少し寂しい気がしております。

2月は、学校にとっては、少し忙しい日々が続きます。まずは、県立高校の入学者選抜の出願が4日(木)から始まります。本校には、定時制、通信制の2つの課程がありますので、分けての受付となります。そして、12日(金)からは、1、2年生の期末考査の実施が実施されます。考査終了後は、先生方は、すぐに採点・成績処理となります。それと同時に、3月1日(月)の卒業式に向けての準備、3月3日(水)からの前期入学者選抜への準備となるわけです。

1、2年生のみなさん、1年間の成果が問われる期末考査が間近に迫ってきました。そろそろ準備を始めましょう。

そして、受験生のみなさん、まだ、時間はたくさんあります。焦らずに、自分のペースで、学習を進めてください。

自宅学習へ

3年生の皆さん、本日、期末考査も終わりました。

頑張った人は、自分をいっぱい褒めてください。少ししか頑張りきれなかった人は、少しだけ自分を褒めてください。

さて、期末考査も終わり、いよいよ卒業式を待つばかりとなりました。

ただし、本日の自宅学習事前指導でもお話ししましたが、卒業式までの間は本校の生徒です。「学習」の言葉が付いているとおり、決して羽を伸ばして遊びまわる時期ではなく、4月からの自分のために準備をする期間だと考えてください。

そして、これから受験をひかえている人もいると思います。体調を崩さないように頑張ってください。まだ、進路が決まっていない人は、ゆっくりで良いので、担任の先生、進路の先生と相談をしてください。

再度、今後の日程を確認したいと思います。

 2月 8日(月)         単位追認考査

 2月15日(月) 13:00~  卒業予定者登校日

 2月26日(金) 12:40~  表彰式・同窓会入会式

 3月 1日(月)  9:00~  卒業式

3年生の皆さん、卒業式は、皆さんの晴れ舞台です。

それまでは、落ち着いた生活を送りましょう。

大寒

現在、大寒の時候にあたっており、1年で最も寒い時期だと言われています。本日も、うっすらと雪が積もっており、生徒の登下校が心配です。

調べてみると、日本での観測史上最も低い気温は、北海道旭川の-41.0℃で、これは1902年1月25日に観測されたものです。なんと、120年近くの間、塗り替えられることがなかった大記録だということがわかりました。世界をみると、南極のボストーク観測基地で、1983年7月に記録されたー89.2℃でした。

2月の立春を迎えると、寒さが続くものの、冬の極みは過ぎ去り、春への歩みが徐々に進んでいきます。大寒の中の七十二候に「款冬華(ふきのはなさく)」という時候があります。雪がまだ残る地面から、ぽつりぽつりと顔を出す蕗の薹の様子を表したもので、待ち焦がれていた春を象徴しており、大寒の中に立春が隠れているのが分かります。

子ども頃、その苦さが大嫌いだった蕗の薹も、現在は、春の季節を感じる食べ物として、大好物の一つとなりました。本当に年を取ったものです。

生徒の皆さん、登下校の際には、足下に気を付けてください。

図書館だより

先週、本校の図書館だより「ビブリオテーク」が発行されました。

今回は、卒業する3年生に対する図書館利用の仕方、自宅学習期間中の本の貸し出し等、卒業生に対しての図書館利用特集号でした。

最後に、夏休みに実施した読書アンケートの結果の一部が掲載されていました。好きな作家では、1位が住野よるさんで、同票2位で東野圭吾さん、湊かなえさん、そして、4位に新海誠さん、山田悠介さんと続きました。

最近読んだ本では、『5分後に意外な結末』、『ROMES06』、『アリス殺し』、『か「」く「」し「」ご「」と「』、『高校入試』等が挙がりました。

生徒のアンケートと、現在の自分の読書モードがぴったり合致していることに、大変驚きました。

最近読み終えた本が、湊かなえさんの『高校入試』、東野圭吾さんの『危険なビーナス』、そして、読み始めたのが住野よるさんの『青くて痛くて脆い』です。そして、最近、高校生に薦めたいと思っている本が、住野よるさんの『か「」く「」し「」ご「」と「』なのです。『か「」く「」し「」ご「」と「』については、最初、「書く仕事」だと勝手に思って、高校生が小説を書き始めようとする物語かなと思っていました。しかし、まったく違っていました。「隠しごと」であり、「各仕事」なのです(わからないでしょう)。いろいろなものが隠されていますので、注意して、楽しみながら、読んでください。

本屋大賞も発表されました。みなさん、ステイホーム中、読書を楽しんでください。

あけましておめでとう

新年あけましておめでとうございます。

お正月は、窓を開けると一面の銀世界で少しびっくりしました。

しかし、今年は、本当に「静かな」お正月だったと思っています。

みんなの努力が実り、早くコロナが収束すれば良いなと思っています。

生徒のみなさん、今年もよろしくお願いします。

良いお年を

令和2年も、もうすぐ終わろうとしています。「年末寒波」が到来しておりますので、しっかりと、寒さ、雪対策をして、「静か」に年を越そうと考えています。共通テストを控えている3年生の皆さんは、しっかりと体調管理に気をつけながら、最後まであきらめずに頑張ってください。

さて、令和2年を振り返りと、コロナに始まり、コロナに終わった年だとしみじみ感じております。震災以降、「当たり前のことにこそ感謝すべし」と常に心掛けて行動するようになりました。特に、今年は、学びたい、学び続けたいと考える生徒たちに対して、少しでも応えることに努力してきたつもりですが、当然、学校・生徒会行事の多くが中止となり、できなかったこと、してやれなかったことがあまりにも多すぎました。しかし、生徒の学ぶ姿から、私たちが勇気づけらたことも多々あり、学びとは常に双方向のものだと実感するとともに、今後も、まっすぐ未来を見つめる生徒たちとともに学び続けたいと思いました。

来年が、少しでも早くコロナが収束し、皆様にとって、良い年でありますように。

 

全校集会

本日12月24日、冬季休業前の放送による全校集会を実施しました。

明日12月25日(金)より2021年1月7日(木)まで2週間の冬季休業となります。

長期の休業は、学校生活から長く離れるため、生活のリズムを崩したり、気持ちのゆるみから事故や問題行動が発生しやすいと言われています。生徒指導部から「冬休みの過ごし方」を配布しましたので、家庭においてもご確認をお願いします。

冬季休業明けは1月8日(金)となります。

8日からは後期の後半戦の授業が始まります。1年間の成果が求められる時期です。計画的な勉強をしてください。3年生については1月25日(月)より、1・2年生については2月12日(金)より後期期末考査が実施されます。正月気分のまま過ごすと、すぐに考査が来てしまいますので、十分に気を付けてください。「先んずれば敵を制す」です。

また、3年生の中には、1月16日(土)、17日(日)に、大学入試共通テストを受験する生徒がいます。是非とも、体調管理に気を付けて、年末年始を過ごしていただきたいと思っています。

最後になりますが、年末年始(12月29日(火)~1月3日(日))は学校が閉庁となります。証明書類等が欲しい場合は、なるべく早く担任又は事務へ依頼をお願いします。また、事故などがあった場合には緊急連絡先に連絡をお願いします。

丑年

もうすぐ、2020年も終わろうとしています。

みなさんにとって、2020年は、どんな年だったでしょうか。

コロナに始まり、コロナに終わる年だったなと感じている人が多いのでないでしょうか。今年の漢字は「密」でしたが、少し納得していません。やはり、多くの国民が取り組んだステイホームから連想できる「家」の方が良かったではないかと思っています。

では、2021年に期待を込め、丑を語りたいと思います。

まず、来年の干支は「丑」ですが、なぜ「牛」ではなく「丑」と書くのでしょうか。

もともと十二支(子丑寅・・・)は数を数えるための記号で、動物とは無関係だったようです。それを、わかり易い動物をあてはめることで覚えやすいようにしたと言われています。

「丑」の本来の意味は「からむ」で、芽が種子の中で伸びることができない状態を表しているそうです。後に、一般の人にもわかるようにと、全く関係のない「牛」の字が当てはめられたそうです。

「牛」は古くから酪農や農業で人々を助けてくれる存在でした。大変な農業を手伝ってくれることから、丑年は、良く、芽が出る年、発展の前振れの年と言われています。

2020年は、コロナによって、世界中が多くの困難に見舞われました。2021年は、人類の叡智を集めてコロナに打ち克ち、希望の芽がでる年になることを願うばかりです。

そのためにも、今できること、日々の感染対策にしっかりと取り組みましょう。

冬至

令和2年も、残すところ1週間余りとなりました。

本日は冬至です。北半球では、太陽が1年で最も低い位置にきて、昼間が一番短く、反対に夜が一番長くなる日です。夏と比べると、5時間くらいは、夜の時間が長くなるようです。

冬至は毎年変動しますが、毎年12月21日頃にあたります。

このように、冬至は太陽の力が一番弱まる日とされ、この日を境に再び力が甦ってくることから、太陽が生まれ変わる日ととらえています。そのため、古くから世界各地で、祝祭が行われてきました。古代ヨーロッパでは、「ユール(Yule)」という冬至祭が行われていました。そして、この「ユール」というお祭りが、キリスト教と融合して、クリスマスになったと言われています。

さて、日本では、冬至と言えば、かぼちゃです。かぼちゃは、漢字では「南瓜(なんきん)」と書きます。昔から、冬至には「ん」のつくものを食べると幸運につながると言われています。「にんじん」「だいこん」「ぎんなん」等が挙げられますが、最も有名なのは「南瓜」です。冬至は太陽の力が一番弱まった日で、この日を境に再び力がよみがえる、陰(北)から陽(南)へ向かう日です。「いろはに」に当てはめると、最後は「ん」となり、「ん」より折り返しとなります。つまり、「南」と「ん」の二つの文字を持つ食べ物として重宝されたのが「南瓜」です。また、かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富なので、感染症が流行るこの時期にとても効果的な食べ物でもあります。

生徒みなさん、かぼちゃを食べて、感染症への抵抗力を付けましょう。

嬉しいニュース

とても嬉しいニュースが飛び込んできました。

令和2年度第68回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会で、本校定時制課程3年生の外川天貴(とがわ たかき)くんが日本放送協会会長賞を受賞しました。全国トップクラスの賞の受賞となりました。

生活体験発表は、全日制の学校にはない定時制通信制高校の独特の行事です。今回の全国大会は68回目で定時制通信制の歴史が今年73年目なので、ほぼ定時制通信制の誕生のときから存在したことになります。

それでは、なぜ「生活体験発表」の行事が、定時制通信制高校に存在するのでしょうか。

定時制通信制の高校に通学している生徒の多くは、今日まで、学校や家庭、仕事などで、大なり小なりのつまづきを持った子どもたちです。苦しいこと、つらいこと、難しいことを抱えながら、学校に通いたいと強い意志のもと、学校生活の中で、大切なものを見つけたり、これまでの考え方を変えたりして、過去を乗り越えようと努力してきました。そのような生き方を、今の定時制通信制の高校にいる生徒たちに、そして未来の生徒たちに、共有してもらいたいという思いからだと思っています。苦しさやつらさを抱えている子どもたちに勇気と希望を提示したいのです。

以前、この体験発表を聞きて、特に印象に残っているのが、発表者が、誰よりも痛みを分かっているということでした。肉体的な痛みだけでなく精神的な痛みを経験し、今度は、人に寄り添い、支える立場になりたいと思っているということです。今回の外川くんの発表も同様でした。

外川くんの発表は、12月31日(木)、1月1日(金)の17:00~18:00の時間に、NHKラジオ第2放送で流れる予定です。放送順は未定ですが、是非とも聞いていただければ幸いです。

銀世界

昨日から確かな予感がありました。

昨日の退勤時、校舎から外に出ると、体に感じる温度が確かに今までとは違っていたのです。空を見上げると、白いものがちらちらと降っており、「積もるぞ」と確信しました。

朝起きたら「やっぱり」、一面の銀世界が広がっていました。しかし、昨日からの思いからすれば、うっすらと積もった程度でしたので、ほっとしました。

こういうときは、10分前の行動だと思い、普段よりも10分前に支度を調え、いざ学校へ出発しました。しかし、考えることは皆同じで、道路はのろのろ運転、そして渋滞となり、結局、学校に到着したのは10分遅れでした。

到着後、しばらく、校長室より、今シーズン初めての雪景色を眺めていました。真っ白になった街の風景はとても綺麗です。しかし、生徒の登下校を考えると、とても危険な季節が到来したと考えざるを得ません。

生徒のみなさん、10前の行動です。余裕を持っての登下校です。

 

(しばらくすると、道路の雪は、すっかり溶けてしまいました)

すす払い

日曜日、テレビを何気なく見ていたら、鎌倉鶴岡八幡宮で、年末恒例の「すす払い」が行われましたとニュースが流れてきました。

もう12月13日なんだと、改めて感じました。

12月13日は「正月事始め」といって、お正月の準備を始めるときでもあります。

正月事始めには、一年の間に積もったすすやほこりを掃除し、一年間の厄をはらい落として家の中を清め、新年を前に神様を迎えるための準備をする「すす払い」や、正月に必要な木を山から伐ってくる「松迎え」などをする習慣があります。

「すす払い」は、すでに平安時代に行われていたといわれています。12月13日に行うようになったのは江戸時代からです。江戸城では12月13日に「すす払い」が行われ、庶民がまねをして広がったといわれています。

すす払いで家中の汚れを払って清めると、年神様がたくさんの幸せを授けてくれるといわれています。

コロナ禍の中、来年の幸せを呼び込むためにも、みなさん、今度の週末は、大掃除などの手伝いをしたらどうでしょうか。