郡山萌世 校長雑感

校長より

進路講演会

12月9日(水)、1学年で進路講演会が開催されました。

1学年では、現在、職業研究を進めるために、11月より進路講演会を断続的に開催しております。11月には製造についての講演会が行われました。今回は、福祉についての講演会となりました。

どうしても、我々は見えるものしか想像することができないところがあります。そのため、生徒の職業観を聞くと、幼稚園の先生、お菓子の販売と、身近にある職業ばかりを想像してしまい、職業への幅が広がっていかないところがあります。そこで、職業や働き方について考えさせる機会をつくろうと企画したのが、この講演会シリーズです。

今回の講演会では、前半は、県社会福祉協議会の方より福祉の仕事と職場についてのお話をいただきました。後半は、「先輩職員へのインタビュー」ということで、実際に特別養護老人ホームで働いている方から実際の働いている様子をインタビュー形式でお話を聞きました。

お話を聞いて、特に面白いなと思った点は、福祉の仕事についての魅力についてお話をした場面でした。「楽しさややりがいはどんなところにありますか」という質問に対して、「お客様(入所者)とお話をしている中で、自分の知らない時代などを教えてもらうときがあります。そんな時には、興味と面白さを感じます。また、作業を通して、例えば、果物の皮を向くとき等、手慣れた包丁使いをするときなどがあります。そのように、自分がいままで知らなかったお客様(入所者)の一面に気付くときはとても感動したりもします。」と答えてくれました。人が人に関わるということは、このようなものではないかと改めて感じました。

今後も、色々な方から色々な話を聞き、色々なものを吸収してください。そして、その知識を使い、自分の好きな色で人生を彩りましょう。

萌世百景 vol5

この時期、郡山駅前はきらびやかなイルミネーションで、訪れる人を楽しませてくれます。

特に今年は、スケールアップしたように見えます。

このような風景を眼下に見られるのも、駅前にある高校だからだと考えます。

このイルミネーションの風景を、萌世百景に選びたいと思います。

大雪

12月7日より12月21日(冬至)までの時期を「大雪(たいせつ)」と呼びます。

文字通り、山だけでなく、平野にも、本格的に雪が降り始める頃という意味合いでしょう。

実際、12月4日には遅れていた初雪が福島でも観測されました。本格的な雪の季節の到来となるのかもしれません。

私は会津で生まれ育ちましたので、冬と言えば、雪の風景となります。しかし、みなさんが思い浮かべるような綺麗な風景ではありません。特に、この時期からしばらくは、空には分厚い雲が覆い被さり、全ての風景から色が消え、灰色がかった世界が広がる殺伐とした風景が思い出されるのです。

少し話が変わりますが、みなさん、天気予報で、雪が降るか、雨が降るかをどのように予測しているか分かりますか。

雪になるか、雨になるかは、上空の気温で予測しているようです。上空1500m付近の気温が-6℃以下だと、だいたい雨ではなく、雪になると言われています。これからは、上空の気温を気にしながら天気予報をみると面白いかもしれません。

寒い季節は、手がかじかみ、ブレーキが一瞬遅れるときがあります。手袋をすると良いですが、ブレーキがしっかり握れて、邪魔にならないものをおすすめします。また、この時期は、昼間主の生徒も下校するときには暗くなります。自転車通学の人は早めの点灯をお願いします。自転車だけでなく、歩行中の事故にも気をつけてください。

楽しいクリスマスを迎えるためにも、事故には気を付けてください。

小さな芽

大雪の時候に近づき、朝夕の寒さも一段と増してきたように感じています。

今年の県内は、初冠雪、霜、初氷とも、昨年よりも10日から17日程早い観測となったようです。

11月終わりの時期は「朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)」と呼ばれるそうです。

朔風とは北風のことで木枯しを指します。つまり、「朔風払葉 」とは、冷たい北風が木の葉を散らす頃だという意味でしょう。本当に、先日まで紅葉で賑わっていたと思っていた木々も、すっかり枝から葉っぱを落としてしまい、寒々と枯れ果てた風景になってしまいました。

今年の紅葉は、例年になく、素晴らしく、秋らしい風景が眺められたと思っています。もしかしたら、例年も同じような風景があったのかもしれません。今年はコロナの影響で散歩をする機会が増え、ゆっくりと木々を眺めることができたからかもしれませんが・・・。

今は寒々しい風景ですが、木々はしっかりと春への準備を進めています。「冬芽(とうが)」という言葉を聞いたことがありますか。すっかりと葉っぱを落としてしまった木々ですが、枝の先っぽをしっかりと観察すると小さな芽を見つけることができます。これが「冬芽」です。硬い鱗片で覆われているものを「鱗芽(りんが)」、芽がむき出しで毛などで覆われているものを「裸芽(らが)」と言い、寒さから芽を守っているのです。つまり、木々たちは、冬が始まる前に翌年の春の芽吹きのための準備をし終えているということになります。

年の瀬が近くなり、1年の終わりが見え始めてきました。みなさんも、次年度の準備を少しずつ始める頃かもしれません。

学校評議員会

昨日11月30日(月)、本校の学校評議員会が開催されました。

あいさつでは、6月の学校再開以後も、コロナの影響で、ほとんどの学校行事、生徒会行事が中止となってしまったことをお話ししました。

本校のような、個人個人に対して時間をかけ、丁寧に指導する学校にとっては、現在実施しているコロナ対策は、本来の教育活動を否定するようなものでもあります。特に、文化祭や修学旅行の中止は大きな影響があったと感じています。それは、その行事でしか味わえないものがたくさんあるからです。非常に残念です。今は、コロナが一日でも早く収束することを願うばかりです。

このような中、生徒の頑張りについてもお話をしました。特に、生活体験発表会で本校定時制夜間主の外川くんが県代表として選出されたことや読み聞かせボランティアが、現在、高校生VOLUNTEER AWARDにエントリーしていることを紹介しました。

(「高校生VOLUNTEER AWARD」 是非応援お願いします)

 評議員のみなさんからは、校内でのコロナ対策や今年の就職・進学状況、部活動について等の質問がありました。

最後に、評議員のみなさんより、このような状況に負けないように、しっかりと本校を応援したいというお話をいただき、大変嬉しく思っております。

評議員のみなさん、お忙しい中、ありがとうございました。

最後の説明会

昨日11月26日(木)、安積黎明高校において郡山地区県立高等学校合同説明会が開催されました。

70校を超える中学校より進路指導、三学年担当の先生方の参加があり、本校の概要、入学者選抜の実施要項について説明させていただきました。特に、強調した点は、現在の定時制・通信制高校の役割で、勤労青少年のために加え、現在は、何らかの事情で学校に来ることができない子どもたちのための学び直しのための学校であることを強く訴え来ました。

福島県では、昨年より、新たな選抜者入学が導入され、今年は2年目に当たる年になります。各高校でも、昨年の状況を顧みて、見直しを図り、より良いものに改善してきているようです。本校の入学者選抜はそれ程大きな変更点はないですが、整理した点を中心にお話をさせていただきました。

中学校3年生のみなさん、入試まではまだまだ時間がありますが、焦らずにじっくりと時間をかけて学力の育成を図っていただきたいと思っています。

また、本校の受験を考えてる受験生のみなさん及び保護者の方々、12月末まで、個別の相談を受け付けていますので、直接本校にお電話ください。その際、相談したいと思っている課程(定時制か、通信制か)を言っていただけると幸いです。

頑張れ、受験生。

振り返り

昨日で後期中間考査が終了しました。

生徒のみなさん、中間考査のできはどのようなものだったでしょうか。

満足しているという人。結果はともあれ、ほっとしている人。聞く前から落ち込んでいる人。いろいろな人がいるではないかと思っています。

ここで、生徒のみなさんに是非ともやってもらいたいことがあります。

それは、振り返りです。

以前にもお話をしましたが、学びとは、点数が取れた、取れなかったではありません。点数が取れば場合、何が良かったのか、また、点数が取れなかった場合、どの分野が取れなかったか、その原因は何か、それを解決するためにどのような方策があるか等、しっかりと振り返ることが、とても大切なのです。

振り返りとは、次の行動への整理だと思っています。一番大事なところは、自分がやろうとしていることに対して、現在のポジションをしっかりと確認することです。今、いる場所はどこか、次の目的地はどの方向か、ここからどのくらいの距離があるか等、確かめることが振り返りだと思っている。

最後になりますが、できなかったことばかりを考えるではなく、まずは、できたことを探してください。そして、自分自身を褒めてください。そのことが、次への活力につながって行くではないかと考えます。

終わりは、次への始まりだ。

3日目

本日19日(木)は後期中間考査3日目です。

1年生は、本日は国語基礎の1コマで終了となりました。少し疲れが出てきたことなので、ちょうど良かったではないかと考えています。

さて、本日19日は「国際男性デー」でもあります。

聞き慣れない日ですが、男性の健康に目を向け、社会的性差(ジェンダー)について関心を高める日です。

3月8日の「国際女性デー」は有名で、イタリアでは、この日を「フェスタ・デラ・ドンナ(=女性の日)」として、男性が感謝を込めて母や妻など女性に愛や幸福の象徴であるミモザを贈る習慣があるそうです。最近では、日本でも、この日に合わせて、ミモザを贈るようになってきました。

一方、「国際男性デー」は注目が集まりません。現在、女性の生き方や働き方の議論が活発になってきたように、男性の生き方や働き方についても議論をすべきだと考えます。

「男は仕事、女は家庭」という言葉の場合、どうしても「女が家庭」という部分に目がいってしまいがちです。このような考え方も、一方的な見方だと言えるかもしれません。当然、今までの社会が、男性中心につくられたものであり、女性は弱い立場にあったという歴史的な視点を軽んじているわけではありません。

「男性らしさ」「女性らしさ」は、社会的につくられたものです。現在は、「自分らしさ」を追求すべき時代になってきたと考えています。

考えること、想像することは、われわれに与えられた特権です。この機会に、すべての人間の生き方・働き方を考える機会にしたいと思います。

2日目

昨日より後期中間考査が行われます。

テストは、早くて午後1時より始まりますが、1年生の中には、朝の9時頃より登校して、教室で勉強している生徒が少なからずおります。お菓子をほおぼりながらですが、仲間同士教え合いながら勉強を進める姿が見られます。時には、普段の授業と同じように黒板を使いながら、友人に教えている姿も見ることができます。

「(学校に来るのが)早いな。学欲(学力)よりも食欲か?」と冗談混じりに聞くと、「家では集中できないから」と答えが返ってきます。私も、高校時代は、自宅よりも学校で勉強をしていたことを覚えています。学校で勉強をしているほとんどの時間は数学を解いていました。友人と競い合いように解き合っていたことを今でも覚えています。解法できなければ、納得するまで友人と語り合っていました。

集中力がなく、勉強がはかどらない生徒にとって、学校は勉強をする最適の場所です。テレビ、ベッド、冷蔵庫等、誘惑するものが少ないからです。そして、友人がいれば、どの教科でも、ほとんどの問題の答えを導き出すことができるからです。また、他の人の勉強法を垣間見るチャンスでもあります。

学習は、一人ひとりの個人戦だと思いがちだが、私は集団戦だと思っています。特に、各考査でもそうだが、受験などの長期間の戦いにおいては、くじけそうになる自分を励ましてくれる友はとても大きな存在です。私は、常に友を意識しながら、問題を解いていたように感じています。集中力のない私にとって、考査や受験を乗り越えられたのは、私に付き合ってくれた多くの友のおかげだと思っています。

後期中間考査初日

小春日和とは良くいったものです。本日は、早朝より抜けるような青空が広がり、ぽかぽかと春を思わせる、暖かな日和です。

さて、いよいよ後期中間考査が本日17日より始まります。

生徒の皆さん、準備は万端でしょうか。

後期中間考査は、連休を挟んで、24日まで続くことになります。その間、スクールタイムが若干変更となります。昼間主の場合、1コマ目の試験があるときは13時より始まり、16時過ぎには終了となります。夜間主は、1コマ目に試験がある場合には15時20分より始まり、20時前には終了となります。

生徒からは「もっと時間が欲しい」「時間が足りない」という言葉を良く聞きます。

その言葉を聞く度に、少しだけうれしくなります。

何か物事に取り組みはじめた時、少しでも分かり始めると「これも、あれも」と欲張りな気持ちが出てきます。

つまり、分かり始めなければ、時間が必要なのかどうかすらも分からないのです。

そのため、「時間が欲しい」という言葉を聞くと、何かを分かり始めたなと感じることができるので、だから、少しだけうれしくなります。しかし、「少しだけ」というのは、そのことを考査期間ではなく、普段の生活の中で分かって欲しいという欲張りな気持ちです。

頑張れ、萌世生。「You can do it」