理科部 2024年10月25日(金) 校内文化祭における活動紹介
校内文化祭において、理科部は有志発表として「硫酸を使用したセルロースの糖化」について研究発表し、また、文化祭当日の出し物として「ケミカルライト」を行いました。 ●硫酸を使用したセルロースの糖化 研究発表は、地区生徒理科研究発表会でも発表されたもので、セルロースの分解過程についての実験結果を紹介しました。セルロースは植物の主要な成分であり、その糖化はバイオ燃料の生成や食料の製造において重要なプロセスです。私たちは低濃度の硫酸を用いてセルロースを加水分解し、糖に変化させることに成功しました。生徒会からは部費として2万円をいただいているので、全校生徒(生徒会員)の皆さん報告することができました。 ●ケミカルライト 文化祭当日には、生徒の皆さんに楽しんでもらえるように「ケミカルライト」の体験(実験)を行いました。ケミカルライトは、化学反応によって発生する光を利用したアイテムで、主に2種類の液体(溶液)が混ざることで色とりどりの光を放ちます。主に音楽ライブなどのイベントやパーティー、キャンプなどで利用され、夜のアウトドアシーンを華やかに演出するのに役立っています。 暗闇の中で光る、この体験型の出し物は、体験した多くの生徒に喜ばれました。色とりどりの光を放つケミカルライトを体験した生徒は、化学に興味を持っている様子でした。残念ながら、写真を撮り忘れてしまったため、掲載できるのはイメージのみですが、体験した生徒の笑顔や驚きの表情が印象的でした。 理科部の活動を通じて、科学の楽しさや魅力を伝えることができたと感じています。今後も、さらに多くの実験や研究を通じて、皆さんに楽しんでもらえるイベントを企画していきたいと思います。