進路ガイダンス
2020年6月10日 16時41分本日6月10日(水)、5・6校時目に、定時制課程3年生のための進路ガイダンスが開催されました。
3年生からすれば、6月から本格的に学校が再開したばかりなのに、なぜ、こんなに早く進路ガイダンス?という思いがあるかもしれません。しかし、通常からすれば、この日程は、遅いくらいなのです。
たとえば、就職ですと、7月1日には求人票が公開されます。あと、20日間くらいで、求人票が出てくるのです。そして、求人票が出された企業の中から、自分が希望する企業を数社選び、夏休み期間中7月の終わりから8月のお盆前の間に応募前見学を行い、最終的に応募する企業を決定します。そして、9月5日までには応募書類をすべて完成し、そして、発送して、9月16日からは採用選考が開始されるのです。
本日の進路ガイダンスは、比較的大きなくくりである「就職」、「専門学校」、「大学・短大」に分かれて、それぞれの進路に進むために大切な心構え、今から準備しなければならないことなどの話を聞きました。
特に、就職関係では、実際の面接を想定し、模擬面接を実施して、細かい点まで指導を受けていました。
どの進路に進むにも、面接は、とても重要なものだと思っています。人物を実際に見るために行われるのが面接です。ですので、面接で「見た目」はとても大切です。メラビアンの法則といわれるものです。今回、就職を希望する、ほとんどの3年生は、リクルートスーツを着ての参加でした。服装としての見た目は合格でしょう。しかし、「見た目」は服装や髪型だけではありません。表情、目線やしぐさも含まれます。笑顔の大切さ、目線の落ち着きなど、まだまだ鍛えなければならないこともあります。また、「見た目」だけでなく、自己理解、企業理解も大切です。これから、多くのことを学び、高校3年間の仕上げをして欲しいと願っています。また、コロナ禍ですので、「オンライン面接」とか、通常とは違った活動を余儀なくされるかもしれません。
何事があっても動ぜず、自分自身を信じて、進路活動を行うことを、強く願っています。