職業研究
2020年6月18日 12時56分昨日6月17日(水)、5・6校時目に、定時制課程2学年を対象とした進路ガイダンス(職業理解ガイダンス)が開催されました。開かれた講座は、観光、福祉、調理、美容、保育、医療関係など16講座で、自分が気になっている分野の話を2つ聞くことができるというものでした。
2年生のみなさんの中には、「進路なんて、まだまだ早い」と思っている人も多いと思います。しかし、1年はあっという間に過ぎてしまいます。先日もお話ししましたが、7月1日からは求人票の公開も始まります。私立大学では募集要項を出した学校もたくさんあります。もう3年生は、進路に向けて大きく動き出そうとしているところなのです。2年生のみなさんは、ちょうど1年前になります。少し、自分の進路を考えるには良い頃かもしれません。
ちなみに、大リーグで活躍している大谷翔平選手は、高校時代に、60歳過ぎまでの自己の未来年表を作成し、それに近づくために、今何が必要かを考え、常に目標の実現に向けて実行していたそうです。さすが、大リーガーである大谷翔平選手は、高校時代よりすごい人だったようです。しかし、世の中、そんな人ばかりではありません。私自身も、高校時代には、まだまだ、将来のことを考えられませんでした。
どんなことでも、きっかけは大切です。今回の進路ガイダンスは、2年生にとって、とても良いきっかけだと思っています。
まずは、自分自身についてもっともっと考えることが必要だと持っています。いつも、自分の悪い面ばかりを気にしていますが、良い面を探してみましょう。自分で分からなければ、周りの人に聞いてみましょう。自分が気付かない自分が、そこにはいるかもしれません。
そして、自分自身が、どのような生き方をしたいのか、真剣に考えてみましょう。周りと同じようにではなく、自分はどのように考えるかを大切にしてください。あなたの人生は、あなた自身の問題だからです。
また、各講座の講師の方より、その職業に就くために、身につけなければならない力なども話もいただいたと思います。いくつかの講座を聴いていましたが、「コミュニケーション力」は、共通に身につける必要がある力のようでした。
最後に、職業については、まだ分からないことだらけだと思います。何か、相談したいことがあったら、担任の先生に聞くのもいいでしょう、進路室を訪ねるのもいいかもしれません。それも、新たなきっかけです。
きっかけを大切にすることで、ものごとは、どんどんと深まっていきます。
がんばれ、2年生。