生徒会役員改選
2020年10月12日 15時53分本日、選挙管理委員会より、令和2年度生徒会役員改選に関する連絡がありました。
立候補の受付は10月14日(水)から10月19日(月)で、そして、11月4日(水)に立会演説会、投票となるようです。
その話を聞いたとき、「今の生徒会役員には、何もしてやれなかったな」という自責の念でいっぱいになってしまいました。
私と現在の生徒会役員との出会いは4月学校が始まったばかりのときでした。この学校に校長として赴任した最初の生徒との出会いが生徒会役員だったと記憶しております。緊張気味だった私のところに、七海くんら生徒会役員が明るい笑顔を持って、あいさつに来てくれました。それぞれが簡単な自己紹介のあと、懸案となっていた生徒行事の生徒会活動・部活動の紹介の開催の仕方について、生徒会役員の考え方を説明してくれました。活発な生徒会だと感心したのを今でも覚えています。そして、その時、少しだけ生徒に近づけたような感じがし、緊張していた気持ちが和らいだ気がしました。
しかし、その後、2度目の学校の臨時休業、そして再開後の学習の保証に伴う各種行事の中止で、生徒会役員の活躍の場がなくなってしまったのです。私以上に、生徒会役員のみなさんは残念な気持ちでいっぱいのことでしょう。本当に申し訳なかったと思っています。
生徒会活動とは、生徒による自発的・自治的な活動を通して、学校生活に関する諸問題の解決に取り組み、互いに協力して改善向上を図ろうとする実践力を育てるものです。現在、主権者教育の充実が叫ばれている中、生徒が身近に感じる生徒会活動こそが、その原点であると思っています。「自分たちの意思が、行動が、よりよい学校をつくる」という強い気持ちを持って、仲間とともに、困難に遭遇しながら学校づくりをすることが、次の時代の自分たちの街づくりにつながっていくと信じています。
11月で生徒会役員は改選されます。現生徒会役員のみなさん、これからの生徒会役員へ、君たちの思いをしっかりと伝えてください。よろしくお願いします。